大学を卒業後、高級時計販売店に就職しました。経験を積むうち、ほかの業界も覗いてみたくなり、防災関連の営業職に転職。けれども接客機会の多い業態、より身近な商品を扱う仕事に戻りたくて、当時Felisiを手がけていたフィーゴに入社しました。

Felisiはお客として利用していたこともあって、一つのものを長く使い続けることが好きな私にとっては魅力的でした。また時計販売店で高額商品を扱っていた経験から、接客ではお客さまとの対話を大切にしたいと考えていたのですが、ものづくりにフィロソフィーが息づくFelisiはそういう丁寧な接客が叶うブランドでもあります。長くご愛顧くださるお客さまも多く、そうしたFelisi のファンを1人でも多く増やしていきたいと思っています。

主に接客と販売を担当しています。お客さまにブランドの魅力を伝えること、特にFelisiのクラフトマンシップ、経年変化や使い込むほどに生まれる味わいといった商品の価値を伝えることに力を入れています。

入社してから16年目になりますが、店舗が変わっても訪ねてきてくれるお客さまもいらっしゃるので、お客さまに育てられているような感覚があります。仕事を通じて自分を知ってくれる方が増えていく、わざわざ足を運んでくださる方がいる。こんなにありがたいことはないです。

共に働くスタッフもFelisiへの愛着が強いメンバーが多く、ブランドのものづくりやストーリーに魅了されて働いているため、一体感がありますし、お客さまと共感できることが仕事への意欲につながっています。

目指しているのは、より多くの方にFelisiの魅力を届けることです。BRIEFINGを手がけるユニオンゲートグループの一員になってから、Felisiの良さは残しつつ、これまで手に届きにくかったものを手に届く形で、さらにデザイン性の高い商品を提供できるようになりました。このブランドの魅力に付加価値を付けて、もっとファンを増やしたい。そのプラスαは接客する私たち販売職の力だと思っています。

お客さまは何らかの期待を持って来店されます。Felisiの最大の魅力である普遍的なデザインの価値を伝えるには、販売職自身の人格が整っていないと説得力がありません。自分も成長しなければいけないですし、スタッフみんなが成長していくための環境整備など大きな役割を担える力を身につけ、ブランドの発展に欠かせない存在になりたいです。

Felisi ブックカバー、定期入れ、ショルダーバッグ
好みのブックカバーがなかなか見つからなかったのですが、ワニ革の型押しが気に入ってすぐに購入。定期入れは見開きでカードも入れられて便利ですし、バッグは体に沿うような柔らかさと使うほどに使い心地が良くなるところに惹かれました。どれも持っている喜びを感じるアイテムです。

腕時計
社会人1年目に初めてのボーナスで買った腕時計をずっと使っています。見ると初心にかえれますし、機械式なので耳を澄ますと細かい針の動く音が聴こえるんですが、その聴こえ方で緊張してるとか、焦ってるとか自分の状態を客観的に測れるので、休憩時間に時々確認してます。

プライベートはカジュアル、仕事ではほとんどジャケットを着てます。Felisiが上陸した当初、ビジネス色が強かった影響もありますが、最近はビジネスウェアも多様化しているので、時代に合わせてカジュアルとミックスして、商品と合わせやすく親しみやすい雰囲気を心がけてます。

Felisiを運営していたフィーゴがユニオンゲートグループの一員になった直後、BRIEFINGの店舗に出向していた時期がありました。当初はBRIEFINGの知識が乏しく不安があったのですが、お客様へのご案内の仕方なども含めて丁寧に教えてくれたので、気持ちよく働くことができました。

スタッフの年齢層が幅広く、さまざまな考えを持った人が集まる自由で活発な会社です。お互いの個性を尊重し合うムードがあるので、働きやすいのではないかと思います。